チベット体操と瞑想
体のことというか、かなり怪しくスピリチュアルな話になるけど。
今、チベット体操というメソッドをやってる。やってることはヨガの派生みたいだけど、歴史は古くて、第二次世界大戦前のアメリカで自費出版された「若さの泉」って本に基づくもの。
- 作者: ピーター・ケルダー,渡辺昭子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/01/12
- メディア: 単行本
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この体操というか儀式には5種類のポーズがあり、最初は3セットずつから初めて、一週間に2セットずつ増やしていき21セットできるようになると完成する。その後は21セットずつ毎朝やる。
で、今6週間目の終わりで13セットまできた。
で、ここに来て、壁にぶちあたった。私は数を数えるのが苦手で、数字が体の感覚と結びついていないのか、途中でいくつまで数えたかわからなくなる。歌ってると歌詞が出てこなくなるのと体感的には似てる。
「イッチニー!サンシー!」というわけにいかないのは、ヨガ系の体を動かしながら瞑想するメソッドだということもあると思う。ジムで筋トレしてるときはちゃんと数数えられてるし。
だから、数を数えるのではなくて何か瞑想のメニューと組み合わせられないかと思った。そしたら、21という数字がちょうどタロットの大アルカナと一致することに気づいた。大アルカナのパスワーク瞑想をポーズ一回分で一枚ずつやる。
1週目は女帝まで。2週目は法王まで。そうやって10週間で世界までたどり着けるというわけ。すごい高速で愚者が旅をするということになるけど。
ちょうどポーズも5種類ある。最初の1ポーズはスーフィの回転みたいな感じで手を広げてぐるぐる回るんだけど、これを愚者の儀式とする。で、あとの4種類を4つのエレメントに割り当てると勘定が合う。全部終わった後、ヨガの死者のポーズで瞑想するのは「帰還した愚者」とする。そうするとちゃんと数が数えられるようになった。
こんな高速でいいのかと思ったけど、瞑想は自分の精神の中で行うものなので、あんまり時間関係ない感じがする。夢の時間軸がおかしいのと似てて、認知の中で得るものは数秒が何時間分にもなるように思う。
若返ってるかはよくわからないけど、体はすっきりするし、普通にコンディショニングのための運動と考えても、深く呼吸しながら体幹のバランスを整えるところに特化してて、悪いものではなさそうなので、続けてみたい。