予定地

いずれなにか書きます

少し年上の女性(特に有名ではない一般の方)が書いてるとあるブログを数年前から読んでた。以前はその人なりの切り口で日常や社会のことをズバッと書いてるのが面白かったんだけど、最近は、今流行ってる物事とか、テレビの番組とか、インターネットでバズってるあれやこれやに対する文句ばっかり言ってて、そんな不愉快なら貴重な時間使って見なけゃいいのに、と思ったところで、「あ、自分もわざわざその人のブログを読まなければいいだけのことじゃん」って思ったので、フィードから購読を外した。

世間で自分の気に食わないものが持ち上げられてる=お金が動いてるって考えるのは陰謀論みたいな感じで好きではないな*1。いくらお金使っても流行らないものは流行らない。セカンドライフとか。

おそらく、もう好きなものとか面白いものを探す力がなくなってしまってるんだと思う。漫然と過ごしていても情報はいくらでも向こうから飛び込んでくるし。そうやって目に入ったものに脊椎反射して文句を言ってしまうというのは精神の老化だと思う。できれば死ぬまで面白いものを自分で取りに行って面白いって言っていたい。チャンネルを閉じる気力だけは残しておきたい。

不惑っていうとよくわかんないけど、たぶん40ぐらいでそういうチャンネルを閉じる訓練が必要になってくるんじゃないのかな。世間で流行ってるものに対して同調圧力を感じて居心地悪くなったりとか、逆にわざわざ悪口言ったり、そういうのから卒業してもいい年だと思う。精進しないと。

今通ってるジムのエアロバイクでテレビが壊れてて映らないのが1台あるんだけど、ずっとそれに乗ってる。快適。

*1:百歩譲ってバカが増えたと考えるほうがナチュラルだと思う