予定地

いずれなにか書きます

日記(10/25)

京都に来てから自転車であんまり遠出してなくて、行きたいって言い続けてて伸ばし伸ばしにしてたけど、すごく良い気候だし、自転車整備して出かけてみた。出発時にいきなりワイヤー鍵が壊れて近所の自転車屋で切断してもらうというアクシデントもあったけど、なんとか午前中に出発できた。

目的地、前に一度いってすごく気に入った「佐久奈戸神社」って神社が瀬田川沿いにあって、電車とバスの乗り継ぎだと不便なんだけど自転車ならまあ行けそうな距離って感じがしたのと、ルートラボで調べてみたら、イメージよりも平地だったので、瀬田川から宇治川を抜けて京都に戻ってくる感じで走ろうということにした。

今日のルートはこういう感じで、神社は瀬田川がほぼ直角に曲がってるポイントにある。川の流れが速くなってるから、斎宮が伊勢に向かうときに禊の場所として使われてたらしい。いついっても清浄な雰囲気ですごく落ち着く。

すべての工程でアップダウンがあるのは最初の京都山科間と、山科大津間で、あとはほぼ平坦なのが意外だった。
たぶん、普通の川って山の中に水源があって、そこから海に向かうような形で徐々に広がっていくけど、瀬田川は琵琶湖から流れ出ているので最初から広い。そういうことがあって、独特の地形になってるんかなって思った。道から川を見下ろすと相当の高さがあって、紀伊半島を縦断してるときに熊野川を見下ろすみたいな感じになる。実際には市街地からさほど離れてもなくて、標高も高くないのに、見た目だけは秘境みたいで楽しかった。
府道三号線、片側交互通行になってるところがいくつかあったり、減速帯でボッコボコなので、車もバイクも走りにくい道だと思う。京滋バイパスもあるからわざわざ走る人もそれほどいないと思う。山の中だし、路側狭くて怖かったけど、あまり交通量多くなくて助かった。交通量少ないから、見渡す空間に人間が自分以外誰一人いないみたいな状態が続いたりして、日曜のお昼、市街地から20kmぐらいしか離れてないのにそんなのはすごいと思う。あと、琵琶湖から瀬田川沿いの「夕照の道」って歩行者サイクリング道がほんとにすごくきれいでよかった。
最終的に、楽しい楽しいっていいながら60km以上走ってたので、明日以降の体が不安ではある。楽しかったけど。