日記（10/11-13）

10/11

近所の友達の家でワイン酵母でワイナリーが作った日本酒というのを飲んだ。同じワイン酵母でも酵母によって味違う、みたいな趣向。
だいたい自分の好みの系統見つけると無限に飲んでしまって、どれがおいしかったかとか銘柄とか忘れてしまう。でもむちゃくちゃおいしそうに飲んでるらしいので「りこさんアレ好きだったよね」って周囲の人が覚えてくれてることが多いし、アレ好きならこれおすすめ！的にレコメンドされるので、おいしいときには「おいしいですー」って過剰に言いまくることにしている。
お酒とかもそうだけど、たいていの物事、始めたばかりのころはとにかく「楽しいーぺろぺろー」みたいな感じで、少し詳しくなるとうんちくとか語りたくなったり、人によってはなんか潔癖になったりして喧嘩したりするけど、そこを過ぎるとまた「楽しいーぺろぺろー」みたいになると思う。
もしかしたら人生もそういう感じかもしれない。25歳ぐらいのころ、もっと老成してて思慮深かったし真面目だったと思う。今はだんだん「楽しいーぺろぺろー」的境地に近づきつつはある。成長か退化かはよくわかんない。

10/12

たまった家事を片付けつつプチ断食的なことをやった。最近遊びすぎてるし食べ過ぎてると思うから、ちょっとどうにかしようって思ったけど、すっかり忘れていた飲みの約束がリマインドされた

10/13

昔バイトしてた居酒屋の店主、今は故郷の函館でお店やってるんだけど、たまに京都に戻ってきてかつての常連集めて飲み会したしする。それに呼ばれた。
酒屋さんが試飲スペースというか立ち飲み屋さんをやってて、そこを借り切って日本酒飲み放題＋北海道の珍味山盛りというすごい会。
なんか食べログの地図が間違ってて、書いてある通りの場所にたどり着こうとすると疎水沿いの道なき道を分け入ることになる。夜で完全に真っ暗なのですごい身の危険を感じた。もともと「隠れ家っぽい場所」とは聞いてたので、そんなおかしな場所でも不思議に思わなかったんだけど、正しい場所は常識的な旧街道沿いだった。
常連さんは、だいたい口が肥えてるし、酒量もひどいので、だいたいいつもひどい感じで、今日もひどかった。でも良い日本酒、たくさん飲んでも翌日にまったく響かない感じする。まあ、さすがに飲みすぎ食べ過ぎたのと結構散財した（気に入った銘柄のお酒を瓶で買ってしまった）のは反省。

ちなみに買ったのは「京の春」の純米生原酒です。http://kuramoto-mukai.jp/shop2/item/1005.html
言語化すると、辛口でキレがいいけどお米の味がする感じのお酒が好きなんだと思う。だいたい私は、おばんざいっぽい料理と合わせてお酒飲むのが好きなので、すごく薫り高い繊細なのより、こういうごはんみたいな飲み飽きないお酒がいい。北海道の珍味もいいけど、これは、むしろ、鯛のアラの炊いたんとか日常的なおかずと一緒に飲みたいって思ったので買ったのだった。