予定地

いずれなにか書きます

日記(9/16)

しかし、なんか突き詰めて考えすぎると体調悪くなるので、考えすぎずに楽しく暮らしたいって思った。(ひさしぶりに回転めまいで朝動けなくなってた)

まあ、毒を食らわば皿までというノリで、結婚の話が出たので、お金の話というか投資の話。こっちはあんまり自分の中では迷いがないから楽。

前に、ちょっとだけ株を買ったとき、自分の買ったお金が社会にどう流れていくのかというのがわかりやすくて勉強になった。さらに、株主優待が有名な銘柄だったので、優待タイミングを計ると何千円かは確実に儲かる感じなのもよかった。

株を買うって、その会社を資金面で応援するということになるから、その会社が大好きでその動向ずっと追ってる人とかは買うと楽しいかもしれない。

でも、今はそんなにどっかの会社のことを考える余裕ないので、株はやめて投資信託に預けてる。実際、上がったり下がったりを見る心理的な負荷は結構大きい。

投資信託、いろいろ商品あるけど、私の場合、中の人がどういう会社をほめてどういう会社をdisってるか見てたらわりと自分と考え方が近い感じがしたので「もし、自分が大金持ってたとしてするであろう投資を代わりにやってくれそう」という発想で決めた。定期積立っぽい感じで少額ずつ預けてるのに加えて、買いたくなったタイミングでちょこちょこ買ってる。
短期的な上げ下げが結構あるので結構元本割れたりするんだけど、直接株を買うのと違ってそのへんはプロがうまいことやってくれてるので、まあ、見てたらだいたい長期的には増えるトレンドっぽい。最悪下がっても「まあ、自分ならそういう投資するなあ」ってのを前提で預けてる以上、あきらめるしかない。腹を決めてその船に乗っていこうという気持ちになる。
でも、見てると、わりとみんな、下がったタイミングで「よし突っ込むぞ!」って祭りみたいに資金入れてて、それはどうしてかというと、株の基本「底値で買って高くなったら売る」という単純な理屈以上に「みんなで資金を入れて、とにかく今下がってる優良株をガンガン買ってもらおうぜ」という気持ちがあるのがよい。
いい会社の株買ったら、いい会社に資金が流れて、その資金をうまくつかってくれたら、その会社が儲かって社会が良くなる、そこでついでに自分が儲かったら最高じゃん?
こういうきれいごと、そのまま信じるのはバカみたいだけど、自分の人生、自分のお金なんだしそれが一番シンプルでいいって思う。
たぶん、もともとお金に関する考え方があまり堅実ではなくて、ちゃんと貯金できたことない。今も、まとまった貯蓄はなくて、とりあえず当座困らないお金があればいいかぐらいの気持ちでいる(とはいえ退職時に困るかもって思って、確定拠出年金にはつっこんでるんだけど、これはこれで水物だし)
でも、私にとって、株とか投信って、預けるとか貯めるというより使うという感覚があって、それが心理的には逆になじみがいい気がする。使ったから短期的に減ってもあんまり気にならないし、ないものと思って考えてるから気楽。
前からKivaってマイクロファンディングサービスがすごく好きなんだけど、あれは、私が預けた数千円が、途上国の起業家やグループに融資されて、返済されて、そのお金がまた別の人に融資されて…という流れが見えるので、もともとの数千円以上の価値が生まれてるのがわかりやすい。
私の手元にそのお金はもうない(返してはもらえない仕組みだったはず)んだけど、私がそこに預けた状態でずっと存在してて価値を生み出し続けてるの、すごくうれしいし面白い。飲みに行ってカラオケ行ったら消える程度のお金が、ペルーのシングルマザーが美容院を開いたり、ニカラグアのおばあさんが食料品店開店したりする元手になりつづけてる。忘れたころに「全部返済されました」って連絡が来て、また次の融資先を探すの楽しい。