予定地

いずれなにか書きます

そういえばこの1年で5kgぐらい減量したんです

食べないダイエットというと悲壮感があるけど、世界を見渡しても、飽食を戒める宗教はとても多い。修行としての断食というものもある。むやみに食べ過ぎないという習慣は、そんなに悪いものではないと思う。

まず、3か月ぐらい、すごくお腹がすいた日以外は晩ごはんをプロティンダイエットで置き換えた。あんまりたくさん食べなくても満足するように体が慣れてからは、体重を毎日測定して、昨日より増えていたら、その日は食べ過ぎないように心掛けるという習慣にした。

どうしてもお腹がすいたときとか、お土産で大好物をいただいたときは我慢しないことにしてる。期間を決めて、あるいは目標体重を決めて、それに達するまでだけ我慢する、みたいなダイエットは、リバウンドのもとだと思う。一生その体重をキープしたいのであれば、一生その生活ができないといけない。

だいたい週に1度ぐらいはおいしいもの食べたいけど、今では、それは週に1度だけでいいかな、って思う。週に1度だからおいしい、というのもある。

もともと、脂っこいものとか甘いものとか味の濃いものが大好きな自覚はあって、それは好みの問題だから、あっさりした素材の味を生かしたものを好きになれって言われても無理。お腹いっぱいふかしイモ食べて甘いもの欲をごまかすぐらいなら、次の日は野菜スープだけにするから今日チョコレートパフェ食べる、そのほうが自分にとっては自然だと思う。

大好きなものは少量でもおいしい。正直、カツカレーとかは、一緒に食べる人に大盛りを頼んでもらってちょっと分けてもらうぐらいがおいしいなあって思う。とんかつ1切れにルウとごはんちょっとだけ、ぐらいが一番おいしい。

食べ過ぎた時の身体の重さ、余計なものが身体についてる感じが、すごくわかるようになったし、逆に、おいしいものを食べるときの感覚は、無自覚に食べてたときよりすごく鋭くなった。お酒もいつのまにか、平日には飲まない習慣になってて、最近は、飲む日は週に1度ぐらいにしてるんだけど、むしろ、そのほうがおいしくお酒飲めると思う。

人生後半になるとどうしても痩せづらくはなるけど、むしろ、食べ物を減らすということ自体、いろいろ気づく部分があった。何にせよ、一生できる習慣以外はあんまり意味がないと思うし、そういう視点でやることとかやらないことを決めていくのは面白かった。