ダイエットの話
ダイエットについて考え直している。
要は、小手先の痩せるための工夫ではなく、食べるということの本質とか、自分のボディイメージとかそういうところを掘り下げてみようと思ったのだ。
かなり若いころに、食べるのを我慢して無理に運動をしてダイエットに成功したことがある。だいたい20kg弱ぐらい痩せたかと思う。痩せたきっかけは、付き合っていた男性が二股かけてて最終的にフラれ、新しく好きになった男性が女性の容姿にこだわりそうなタイプだったので。なかなか会えない相手だったから、会えないうちに痩せようとおもったのだった。
実際にその人とお付き合いはできなかったけど、周囲からの扱いは確実に変わった。「ぽっちゃり」を通り越して太っていた20歳ぐらいの女の子が長い間つきあった彼氏と別れた上に標準的な体型になったら、そりゃ周囲からの扱いは変わる。それが成功体験になってる。
その後、出産とかいろいろあって今はやはり軽肥満ぐらいの体型になってるんだけど、わりと上のような体験から「いつでも痩せられる」という気持ちをもってた。実際、おととしもまた同じような体験をして7kgほど痩せたし。
ただ、そういうのは結局続かないんだ。意志の強さとかそういう問題じゃない。だって食べることは生命維持のために必要な本能だし、また生きる歓びのうちの一つでもあるから。生きるために相当重要な行為なのに、それを「モテたい」ぐらいで曲げてしまうというか、貶めてしまうというか、そういうのが何かバチあたりな感じに思えてきた。
本当は、每日の食事と時におやつとたまにお酒を感謝して楽しみ、で、自分にとってもっとも最適な体型を保つのが、正しいありようだと思う。短期集中的にそれを我慢して一時的に痩せるのは一生というスパンで考えたら、よくないことなのではないかという気持ちになってきたのだった。
この話は自分内で結論と、そして目に見える結果が出たらまとめて書きたいと思う。