予定地

いずれなにか書きます

日記(9/26)

奈良で「聞いて、見て、触る。体験型刀剣イベント いろはに刀剣」というイベントがあって、審神者友達と3人で参加してきた。ちなみに、イベント教えてくれた友達、もともと歴女で古美術とか全般に造詣深いので普通に刀剣鑑賞会とかも行ってる。強い。

目玉は、石切神社から出張してきた本物の石切丸と子狐丸。名刀の模型もいろいろきてて、あと、現代刀匠の河内國平先生が正宗賞をとったすごい作品も間近で見れた。それと真剣を鑑定するときの作法を実際に手にとって教えてもらったりとか。

朝、橿原神宮の駅降りたところから、なんか親近感あるオーラの女子が大量にいて、現地までのバスもほぼ女子でギュウ詰め。まあ、だいたい予想できてた事態だけど、主催者側はそこまでとは思ってなかったみたいで驚いてた。真剣体験は100人の枠のところ初日の夜に170人応募があったらしい。全体的に待機列がすごい長かった。

河内先生ともお話させてもらった、相州伝備前伝2つの流派を極めてたりものすごい人なのに、普通に気さくなおじいちゃんって感じで、逆にすごみがある。講演もすごい面白くて、話がうまい。刀剣研究家の杉浦先生とはすごい良いコンビで、おじいちゃん二人の講演だしもっと固いのを想像してたら、素でみんな盛り上がってていい感じだった。

しかし、ほんと来てた人勉強熱心で。やっぱりゲームから入ってもそこで終わらず深掘りしちゃうのがオタクだよなって思う。刀剣本も何冊か売られてたけど、総じてよく売れてた。私も一冊買って河内先生にサインしてもらった。

日本刀 神が宿る武器(日経BPムック) (日経BPムック)

日本刀 神が宿る武器(日経BPムック) (日経BPムック)

イベントの様子はtogetterにまとまってる。講演、ほんといい話がいくつかあったので、読むだけでもよさそう。

イベント、奈良の物産展みたいのもあって、上北山村のイノシシとか鹿がよかった。下処理がしっかりしてあって全然臭みなくて食べやすい。でも、同じ奈良県でも市内の鹿は大事にされて、吉野の鹿は害獣っての、すごい格差ある。
1日外にいたらすごく疲れたので、帰りはちょっと贅沢して特急乗った。東京いるときは同じような感じでロマンスカー乗ってたけど、実際、車内の雰囲気とか客層もそっくり。推定70歳ぐらいの紳士と推定40歳ぐらいのお姐さんカップルが柿の葉寿司食べてたりする。年期が入った不倫カップルとか、客が贔屓の店のママと旅行してたりとか、そういう空気。