予定地

いずれなにか書きます

訟有孚塞。綃中吉。終凶。利見大人。不利渉大川。 

「天水訟」ある意味で揉め事の極意みたいな話で、お互いに傷が深くならないうちにこちらが折れておくことのメリットが説かれてる。
勝ちにいってはいけない状況、結構あると思う。最後まで喧嘩してる人たち、周囲から見て面倒くさいし関わりたくないし、ましてや、それで勝利宣言しちゃってる人、すごいイタい感じする。
早めに譲歩ポイント見つけて先に折れてしまったほうが、自分も楽だし。ちゃんとわかってる人が見たらこっちに理があることはわかる。周囲に好印象を与えて味方を作りながら負けるのは賢い。
とはいえ、訟の時は訟の時なのだから、声あげておくこと自体は無駄ではないよという感じもある。黙ってあきらめるという感じではない。
易経、こういうところで負け方も書いてあるところが良い。受け身の取り方がちゃんと書いてある。昨日の敵を未来の味方にするのはハッピーつかむ生き方って星宮いちごも言ってた。