予定地

いずれなにか書きます

年筮振り返り

明日冬至なので、年筮を振り返ってみます。
確か、「天山遯の風雷益へ之く」だった。前半、けっこういろいろ思い通りにいかないことが多くて、すごい文句言いたかったけど「自分が主役じゃないんだし、それでいいじゃん」って気持ちになることでなんとか乗り切れた感じはする。後半も、それを譲った先でうまくいってる案件が多くて、全体からするとそれはよかったのかも知れない。
で、易で言うところの「君子」だったら、この状況非常にめでたいと思うし風雷益の本質ってこういう感じなんだと思う。でも、正直、自分は小人なんでもっと褒められたい。

占い、わりとそういう感じで「心の持ち方」みたいな意味で使えること多いけど、フタ開けてみるとこういうことだったのかみたいなことは多いので、あんまり予知という感じにはならない。むしろ自分を実験台に易経の勉強してる感じする。面白いから毎年占ってる。

天山遯、逃げる卦で、逃げるっていうと聞こえ悪いけど、自分の責任を逃れるのと、誰かしかるべき人に責任を負ってもらうのと、わりと表裏一体だと気づくことが多かった。なんかそういうのを学ぶことができた。

人生折り返してみて思うけど、だいたい、吉とか凶とか言うけど、自分目線で見てたらうまくいったりいかなかったりするのが常に混ざってて、そんなにパッとすることはない感じする。後から見たら「なんかすごいタイミングで幸運な偶然が重なったなあ」って時も、逆に「あんなひどいことばかり良く乗り切れたなあ」って時も、その時はあんまり気づかずぱっとしない日常が続いてた。そう考えると易において「悪い卦」ってのはあんまりなくて、その時に応じたメッセージがあるだけだなって思う。