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ビジネス書のたぐい、わりと一時期たくさん読んでたけど、ある時、どうも自分がいる場所ってその先なんじゃないか(それはうぬぼれではなく)という気持ちを持った。
たとえていうと、市街地の地図を頼りに歩いてたんだけど、どうも自分の歩いてるところがその市街中心部から離れて山の中に入ってしまったので、この地図はいらないのではないか、という感覚。アメリカで成功したやりかたをそのまま持ってきてもなあ、みたいな。
あと、その手の本の著者の素性とか、そういう人たちががそれを書いて出版するまでの一連の流れを考えると、あんまりそれに触れるのに時間かけても仕方ないんじゃないように思う。綺麗な資料でかっこいいプレゼンができても成功する企画にならないみたいな、そういうこと。
「ビジョナリー・カンパニー」に出てきた会社のその後、みたいなことを考えたりもする。正直、読んだ本の数誇っても仕方ないし、本読んでる間にいろんな属性の人と会うとかしてるほうがいいんじゃないかと思う。