予定地

いずれなにか書きます

2013年振り返り

今年を振り返ってみると、前半、とくに何かをやった記憶がない。
1月2月とか心理的にいろいろつらくて、夜に飲みに行ってもますますつらい感じになるのが常態になってて、3月はリセットするために禁酒しながら食事も節制したりしてたみたいで、そしたら4月になってちょっと状況が変わって、5月ぐらいまでは自分の中でふわふわだったりモヤモヤだったりしたものを、6月ぐらいからなんとか現実に落とそうと頑張って、うまくいったり、うまくいかなかったりした。
とても抽象的な書き方をすると、自分の関わる場所で、何かが不幸になる構造みたいなのがあったとき、たとえ関係ない立場にいたとしても、その責任から逃れられない気がした。そこで諦めると自分の中の何かの価値がものすごく毀損される気がした。で、間接的にであってもどうにかできないか考えた結果として、いろいろ動いた、で、どうにかなった、あるいはどうにもならなかった、という感じ。
振り返れば「怒らない」という年初の目標を立ててたのとてもよかった。「怒らない」と決めても、感情としてたぎる何かはある。それを単純に「怒り」として表出することを自分に対して許さなかった結果「どうしてそう思うのか」「ならば何をすればいいのか」をぐつぐつと考えることになったので、怒らないということは非常に良い効能があったと思う。
8月、アニメの録画環境を整備したのと、艦これはじめたのとで、絵をまた描くようになった。艦これ絵に関しては、もともと同人っぽいの描いてた人だけじゃなくて、スタイリッシュな感じのイラスト描いてた女子が参入してて、そういう人たちのを見てて「私も描きたい!」って素直に感じた。で、すぐに手を動かしだしたので自分でもそれはよかったと思う。
9月10月はまじめに仕事してた感じ。10月末から11月はいきなりイベント目白押しで、誘われるままに呑んでたら5kgぐらい増量した。まだ戻せてない。どうも今年前半は「人から誘ってもらえない」みたいのがコンプレックスだったけど、このころになって「なんかそれはそれでいいか」ぐらいの心理的距離感をようやく持てるようになったことに気づいた。相変わらず誘われないんだけども行きたければ普通に「行きたい」って言えば良いのだった。で、自分が飲めるのはせいぜい週1-2回(体力的にも金銭的にも)なので、面白そうな飲みに全部いけるわけではないのだった。
なので、12月になってみんなが忘年会とか言ってるのも、去年ほど羨ましいとは思わず、自分なりに年を惜しむ人たちと楽しく呑めたりするようになってよかったと思う。
こうやって振り返ると年初にはもっと強くもってたはずの承認への渇望とか、疎外感とかそういう自分の中のトゲみたいなやつが、少しずつ穏やかになってきて、かつてほど生きづらいとは思わなくなったように思う。だから、逆に何かを表現したい!みたいな欲も連動して薄れたけど、それによって地味なことも楽しめるようになったので、成長といえば成長かも。総括すると、いろいろがんばりました、という気持ち。