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インターネットが偽物で、生身の人間と会うのが本物、みたいなところに帰着するひととか「インターネットって素晴らしい可能性がある」って口では言うくせに、必ず「だけど本当に体験しないと・・・・」みたいなところに話を持っていくひとは、どこかインターネットのことを本当には信用してないんだろうと思う。
だいたい、インターネット上での何らかの表現の後ろにはbotでもない限り生身の人間の心臓が脈を打ってるというのに、そこに想像が至らないの、不思議。
朝に会っておはようって笑って挨拶する。ご飯食べながらおしゃべりする。お酒飲んでカラオケ行ったりする。家で鍋食べたりする。みんなで遠出したりする。仕事のことでブログを書く。たまに愚痴をtwitterに書いたりする。ネタ画像をリブログする。すべて、どこにも嘘もごまかしもない人間の営みだ。
インターネットでは伝わらないことはあるけど、五感を備えた世界では伝えられないこともまたあるのも当たり前で、何かが完全ということはなくて、どういう形で人と触れ合っても本当は何かが欠けている。でもそれは偽物というわけではない、そう思う。