予定地

いずれなにか書きます

すし善の記事がわりとブクマされてるんだけど、正直そのために京都に来るぐらいだったら、家の近所にある微妙に地味な感じの寿司屋を開拓してみるほうがいいと思った。わりとよくある法事とかの時に出前頼むようなお店。たぶん瓶ビールと安い日本酒しかお酒の選択肢がなかったりする、そういうお店。ランチメニューならどこも1000円強ぐらいだし、ランチで食べて馴染めそうだったら夜も行ってみるといいと思う。

前に、飲み屋で一緒になった人が「寿司だけは京都はダメだわー東京で食べたらもう京都で寿司食べるのバカみたいだわー」みたいなミサワっぽいことを言いだしてなんか腹立たしい感じになった。

実際、「ネタが新鮮ですごく良い」「なんかすごいレアなものが食べられる」「この値段でこんなにこぼれそうなイクラがっ!」とかそういう方向性を求めるなら、京都ではよっぽどお高い店にでもいかないと難しい。東京とか、どこか海辺の町にでも行った方が幸せになれると思う。

でもそういう特別なコンテンツ性がある寿司だけが寿司じゃないと思う。もっと生活の延長線上みたいな感じで「ちょっと寿司でも」って気分の時に、近場の店でお寿司食べてビール飲む体験は、わざわざ遠くのお店に行ってブログとかで評判の美味しいものを食べるのとはまた違う。

で、そういう楽しみをすごい安定した感じで提供してくれるお店がすし善だと思ってる。