予定地

いずれなにか書きます

世の中に、危なっかしいひとを支えたいという男性は本当にたくさんいて、だから、どうして、そんなひどいひとと?と思うようなカップルをたくさんみる。別に若気の至りなんて例ばっかりじゃない。老人ホームだって恋愛沙汰はいくらでもあって、そしたら、やっぱり危ういひとが好まれるのではないかと思う。
実際のところ、私も、かなり危うい部分はあるけれど、どうやら、最悪、崖から落ちるまえに自分で体勢を立て直してしまう。そしてその立て直す力は普通のひとがまっとうにまっすぐ生きるのより強くて、その強さとかかたくなさがひとを遠ざけているように思う。
正直、支えてもらえる人がうらやましくて、危うくなりたかった。でも、私はどうしても最後の崖から落ちるのに備えて自分で身体を固めてしまうので、そんな無駄はせずに、もっとまっすぐにまっとうに生きるほうを目指したほうがよいのかも。