予定地

いずれなにか書きます

ウォーキングのこと

この間、ウォーキングの教室に1回参加した。大げさだけど、見えるものが変わった。

もともと、街を歩いてて、キレイな歩き方の人と、汚い歩き方の人がいるのはわかってたけど、どうしてキレイに見えて、どうして汚く見えるのかは、まったくわからなかった。動きの差が分析できてなかった。

教えてもらってはじめて、重心とか、使う筋肉とか、本当に純粋にそういう問題で美醜が決まってるということがわかった、そして自分が正しく筋肉を使わず歩いていたせいで、自ら足や身体をゆがめていたということもわかった。キレイな歩き方の人は足がキレイだし、汚い歩き方の人は、謎の肉の付き方をしてる。

思えば「背筋を伸ばす」「まっすぐ歩く」とかそういう精神論的なものは、ずっと小さいころから言われ続けていたし、キレイになりたいという意識も高かったと思う。なのに、どうしたってキレイに見えないのは自分の身体が悪いんだと思ってたけど、本当は、誰かから教えてもらえる種類の理屈とか技術の問題だった。もちろん理屈がわかったとしてそのとおりに動くには筋肉をちゃんと鍛えないとダメで、ヒールを履いてすっときれいに立てるためには、つま先立ちですっときれいに立てる腹筋が必要なんだ。でも、それを理解してないと、やっぱり鍛えられない。鍛えようがないというか。

教室でのレッスンの翌日の朝、おしりの上側と、太ももの後ろ側が筋肉痛になった。太ももの後ろ側はともかく、おしりの上側に筋肉があることなんて完全に忘れてた。ペタペタ歩いてたら絶対使わない筋肉だし、そういう歩き方を続けてたら、そりゃおしりも垂れる。そういうことだ。

すごいキレイなウォーキングの先生に、ずっと続けてると足が半分ぐらいの細さになるわよ!って元気よく言われた。半分は無茶にしても、キレイに歩けるキレイな足になりたい。がんばってみる。