予定地

いずれなにか書きます

眉を整える時、教科書的には「上側をいじるな」というのが鉄則だったりする。眉弓骨が浮いて不自然になるから、だそうで。
しかし、私の顔は目と眉が離れている。古風に見えるし、顔も大きく見えるし、正直あんまり流行らない顔だ。ゆえに眉の下側を整えるたびに「コンプレックスを自分で広げていったい何やってるんだろう」って、かれこれ20年以上も思ってきた。しかし、あるギャルママ雑誌のメイク特集で、眉の上側をがっつり剃るか抜くかして、眉一本分ぐらい下に書いてる子がいて、素顔はさすがに怖かったけど、普通にかわいくなってた。
そこまでの無理な大工事はアレとしても、ためしに眉の上側少しずつ削ってみようと思って、はさみで2mmほど下まで切ってみた。下のほうは活かして眉マスカラで整えたところ、表情動かしても眉弓骨が浮いてヘンなんてことはなく、ほとんど自分以外に差はわからないレベルではあるけど、何となく顔がすっきりシュっとした気がする。
考えてみたら、体の毛なんて決まったラインに沿って生えてるわけでもないんだからほんの2ミリぐらい生え始めの位置がちがったからといって、どうということはないのであった。
ギャルメイクって、けっこうそういう教科書にこだわらない荒技を実際にやってる子がいて目からうろこが落ちる。ちょっと体に悪いようなテクニックもあるけれども、自分の顔は自分で作るぐらいの気概は見習いたいなあって思った。ほんと20年以上何をしてたんでしょうね。