予定地

いずれなにか書きます

欲望について その2

何かに対する欲望がある場合、お金と労力と時間をかければだいたいどうにかなるし、それを手に入れている人を手本にしていけば、その欲望は実現できることが多いと思う。

腹をくくりさえすれば、ものすごく直線的にそこに向かっていける。うどんを食べたい時にうどん屋に行くようなものだ。

でも、そうなったら、一方で「うどん食べたいけどダイエット中だからーどうせだったら、すっごい美味しいの食べたいしー、なあどこのお店が美味しいんー?」とか「あー、いつか香川行ってうどん屋めぐりしたいわー」っていいながら5年、みたいに、逡巡しながら欲望を小出しに味わうのにも何か楽しさがあるようにも思う。

普通に考えたらイライラするし、非生産的だし、本人は肝心のうどんも食べられないわけなんだけども、なぜか、そこには独特の旨みがある。そんなふうに思う。