予定地

いずれなにか書きます

ソーシャルメディアで破局するカップルとか

※うまく書けなかったので大幅に書き直しました

小野さんの言ってるああいう事例はわりとあるし、自分だって好きな人がいたらその人が他の女の子とやたらソーシャル上でからみがあると不安になる。いいね一個 Fav一個が気になる気持ちもわかる。特に、最近あんまり連絡もくれない相手が、よく知らない女の子のどうでもいいポストを絨毯favってたら内心穏やかではなくなるよね!

でも、本当に大事なことはソーシャルメディアから見えない部分にある。要は、見えないところで二人だけでどれだけコミュニケーションできているかだと思う。そういうクローズドなコミュニケーションが十分にとれているならば、ソーシャルメディア上でのオープンな振る舞いは一種の演技のような、社会的なキャラクターの一部として受け取れるかも知れない。

そうやって相手とゆるぎなく仲良しだったら「よく知らない女の子」は「相手から話をよく聞いてるあの子」となり、仮想敵ではなく友達になれたかもしれないのだ。

でも、ソーシャルメディア上で知り合う相手って、得てして特別な関係であってもソーシャルメディア上でやりとりすることが多い。それだと他のフォロワーやフレンドと同じ土俵に立つことになる。だから、自分のほうがアテンションを払われないと不安になってしまう、まず、そういうことだと思う。

あとは、ソーシャルメディア上で見せている自分とプライベートな自分の比重の問題とか、付き合ってる途中でソーシャルメディアに触れた場合、初期の熱狂であっち側に持って行かれちゃう問題とか、いろいろあるとは思うけど、いずれにしても、ソーシャルメディアで異性と知り合って付き合うこと、それ自体に問題はないのでは。

結局、コミュニケーションの速度を早めて見える量が増えてるだけだし、それって、むしろ、これまでの男女関係が相手の見えない部分を自分の妄想や憶測で埋めることで成立してたがために、そこが可視化されることでダメになってるだけなのでは、とも思う