予定地

いずれなにか書きます

この間、ある人に憧れてる人ばかりで話して面白かった。
みんながその人に向かって、あるいはその人を取り巻くように心を動かしていて、でもその人はそんなことは知らずに飄々と生きてる。ように見える。
アイドルでもなければプロの芸術家でもない世間的にはごく普通の青年なのに、複数の他人をじわりと動かす力を持ってるのって考えてみたらすごい。なんというか近代日本の文芸同人文化っぽいロマンチシズムをインターネットがちゃんと引き継いだという感じがする。いいねを何千人からもらう人よりも何十万人にフォローされる人よりも、会ってもいない他人の心を鷲掴みにするこういう人のほうが重要なんじゃないのかと思う。もっとそういう人を見つけてインターネットで人生間違えていきたい。
あと、憧れてる人との距離感は重要で、いつでも会えるのはダメだとも思った。自分の中で受け取ったものを醸成させる時間が必要だった。これからはちゃんと憧れられると思うのでなんかうれしい。