予定地

いずれなにか書きます

7/7 雨の特異日

自分は雨の日も結構好きだし、あの独特の色や匂いや湿り気がうれしい時もあるのだ。

それなのに、ヤフーオークションでは、ポジティブな評価に対して太陽のマーク、ネガティブな評価に雨のマークがついている。こんなふうに本来はニュートラルであるべき事象に対して勝手な好悪ラベルが貼られるみたいなことは思いのほか広範囲で行われていて「あぶないあぶない」と思う。

ニュートラルなものにニュートラルに接すること、その上で好悪を一般的なものとせずにあくまで自分の見解として大事にすることは、かなり意識的にやらないとできないし、意外に強さが必要とされる。

子どものままで世間を怖がってるようでは、自分の純粋さなんて守れないのです。


★★★

ルイスキャロルのシルヴィーとブルーノって作品の中に、妖精が年をとらない理由として、「人間は感情を混ぜる(うれしいと思いながら悲しんだりする)けれど、妖精は混ぜない(うれしいときは100%うれしい、悲しい時は100%悲しい)」ってのがあって、なんとなくそれは正しい感じがする。でも、混ざった感情はとても人間らしい。