予定地

いずれなにか書きます

5/3

私はもともと過集中気味で、他人と距離が近いのがつらい。人が多いのも苦手。だけど他人から完全に閉じて一人になれる強さもない。

5歳ぐらいのころのエピソードで、うちに近所の子どもが何人か遊びにきて私のおもちゃでみんな勝手に遊んでるのに私だけそこにいなくて、心配した親が探したら別の部屋にある本棚と本棚の間で本を読みふけっていたというのがある。今でもよく言われる。

ちなみにそのとき読んでたのが太宰治の「人間失格」で、なぜかというと、その本の部屋の中でルビが振ってあってまだ漢字をあまり知らない私でも読める数少ない本だったし、そのころは「人間」と言う言葉も「失格」と言う言葉も知っていて、タイトルの意味がわかったからだった。あともう一冊読めた本は高見順の「死の淵より」で、読み終わったあと「このひと死んだの?」って父に聞いたら「その後も結構生きた」って言われて「こんだけ死ぬ死ぬ言って生き残るのは恥ずかしそうだな」と思った記憶がある。

なんかそんなことを思い出した。わりとそういう感覚は今につながってる。