予定地

いずれなにか書きます

8/28

土曜の午後2時がチェックアウトだったので、部屋を片付けて掃除して出た。
夜7時に実家に帰る約束をしていて時間が余ったので京都でどこかに行こうかと思ったんだけど気分的に海が見たくて、早めに明石に向かった。小さいころに近所に住んでて幼稚園から高校までずっと同じだった女の子(といっても今は40だ)とお茶をする約束を入れたけど、ぜんぜん返事が来ないので、さらに思い立って、淡路島に渡ることにする。
ここの汽船は明石海峡大橋の下を通るけど、観光客はほとんどバスかフェリーを使うため、基本は地元の人の足として使われてて、ほとんど普通の電車や路線バスの延長線上の雰囲気、で船という面白い状況。
海上はとっても風が強くて気持ちいいけど、斜め前の席に座った女の子がずっとセックスシーンががっつりあるBL雑誌を読んでて感心した。

岩屋港についたけど、基本、この港の近くには何もない。バス乗り場のベンチで海水浴帰りの真っ黒に日焼けした子供が2人横になって寝てたり。
絵島という小さい島があって、砂岩でできてるために荒涼とした感じになってて好きなんだけど、日差しが強いために、いつもの荒涼感がなく普通に島だった。

石屋神社という割にいい加減な神社があって、ここも前はもっと荒涼としてたと思うんだけど今日は妙に白っぽく綺麗になってた。整備されたのかな・・・。

淡路とか、歴史の古いところって、朝廷→幕府って流れの近代化からずれてて「日本人ってこういうもん」とか「社会ってこういうもん」って感覚からは、ややずれてる部分があるから好きです。そんなずれてるわけではないけど、なんか違う。
帰り、海の上で夕日がみたいと思って港で何かおやつでも食べようかしらと思ったところに友達から電話かかってきて「今淡路にいるんよ」っていったら「淡路wwwwwwwwwwwなんでwwwwwwww」とかすごい爆笑された。なので、予定より早く船にのって帰ってきた。
で、明石のスタバでその子といろいろ話してきた。ずっと地元にいると、中高の同級生の親とのつながりとかもあったり、それほど仲良くなかった男子と普通に話すようになったりするらしい。この間同窓会があったのはじめて聞いた。中学のときコミュニケーションに不器用でそんなに学校が楽しくなさそうだった暗い男子が、今ではすっかり普通におっさんになり、三次会までノリノリで楽しんでいたと聞いて、何か心温まるものがあった。