予定地

いずれなにか書きます

女性性がコンテンツとして消費され評価されるのが当たり前の環境、ふつうに女性にとってあまり居心地のいいものではない。だからこそその手の職業の賃金は高く、あまり深く考えずにその業界に行くと心が壊れたりする。
たまに、名誉男性的な感じの女性が一緒にコンテンツとして消費してたりするから「女性も楽しんでる」ってことになってるけど、たいてい防御するためにそういう態度取ってるので、決して本心から嬉しいものではない。我慢してるって考えてほしい。
要は、最初からコンテンツとして提供されている女性を身代わりにすることで、自分がコンテンツ化されることを防ぐことができるというわけ。例えば、コンパニオンがいれば女子社員はお酌させられたりセクハラに会うことがない。でも仕事の場ではコンパニオンなんて必要とせず女子社員が本意でもないコンパニオン役もしなくて済むのが本来の形なんじゃないのかと思う。まあ、好きでやる分にはいいし、仕事を離れた場所なら性的な魅力を発揮したり楽しむのは何も問題ないと思うけども。
そして、そういう場においては、若くて美人ではない女性だからといってコンテンツ化されないわけではない。勝手にコンテンツとして扱われ、そして「オワコン」として勝手に評価されているので失礼な話だと思う。
世間ではまだ男性性はコンテンツとして消費される段階に至ってない。この間ちょっと話題になったイケメンが裸ネクタイで英会話、みたいのはあくまで面白コンテンツであってあれを本気で喜べる女性は少ないと思う。
ただ、もしも、今後、女性の価値観が変わって男性性をコンテンツとして消費する文化が本格的に浸透したら、むしろそこでは男性のほうが居心地悪く感じるんじゃないかなとも思う。なんとなく。