予定地

いずれなにか書きます

長時間労働の話とか

仕事って恋愛に似てて、恋愛脳になってるときは24時間365日一緒にいたいし、恋愛=人生みたいになったりで、横から見てると見てられなかったりもするけど、後から振り返るとそれによって得られるものも多いし、成長したりもする。時に死ぬ人もいるけど。

人生の一時期、恋に狂って自分のキャパ以上のことをやってしまうみたいなのはあっていいと思うし、またそれを「だまされてる」とか言って周囲が止めるのも野暮なのだろうと思う。人の道に外れず、将来の自分を不幸にしないのであれば、思いのままにすべてを捧げてしまってもいいんじゃないかな。恋愛も仕事も。

で、そこまでの相手と出会ったことがある人からすると「そんなのバカバカしい。自分が傷つかないようほどほどに付き合えるのが一番いい」って言っちゃうような人は本当の幸せを知らない未熟者に見えるし「人生そんなもんじゃないぜ」とも言いたくなるだろうし、そこはもういくら議論しても噛み合わないと思う。社会正義とかとはまた別の問題だし。

ただ確実に「私のこと愛してるならこれくらいできるはず」みたいなことを平気で言う相手とは付き合わないほうがいいし、世間が「恋愛ってのはこういうものだからこれくらい頑張りなさいよ」みたいなのも別に無視していいともまた思う。狂える対象に出会えてないのに恋してるフリしても仕方ない。

そして、仕事という恋人は「あいつは俺がいないといきていけない」と思わせるのがうまかったりするし、一生責任取らないといけないって思わされたりもするんだけど、実際にはそういうわけじゃなくて想いが冷めたりお互いに不幸になる関係なのであればいつでも別れていい。

長年付き合うと、お互いが空気のような存在になったりする。でも、相手が病気になったりしたら献身的に介護したりすることだってある。ピンチの時には火事場の馬鹿力が出せたりもする。これもまた仕事に似てる気がする。

本当に狂うほど何かに打ち込むときの美しさは恋愛だろうが仕事だろうがそう変わらないようにも思う。