予定地

いずれなにか書きます

どこにでもいけるように

昔、まだ競馬やってたときのこと。ある週の日曜日は友達と地べたに新聞しいて観て、翌週の日曜日は馬主のおっさんに連れられて来賓席で観た。両方とも阪神競馬場だった。
その時の体験がわりと強烈に印象に残っていて、自分は、地べたと来賓席どっちにもいける人でいたいと思ってきた。何にしても。
それから20年ぐらいになるけど、わりと思ったとおり、どっちにもいく方向で人生が進んできたと思う。ただ、もしかしたら、そういうやりかたは、どっちにも帰属できない自分を作ってしまったかもしれない。両方とも傍観者っぽい微妙な距離があって、完全には溶け込めていない。いいのかわるいのかよくわからない。