予定地

いずれなにか書きます

1/11

とても好きなブログがあって、それはブログというよりも散文詩のような文章だから、本人もあんまりいろんなところにそれが出るのは好まないんじゃないかと思うので、こっそり愛読してる。私のiPhoneSafariのブックマークに唯一入ってるのがそのブログで、少し長い移動のときとか、なにか心が欠けたような気持ちの時にはランダムに記事を読む。最初に見つけてからもう3-4年になるかな。
で、今、何かの拍子で、作者の人がそれを消してしまったらと考えると実はけっこうしんどい。数年間いろいろあったであろう中でゆっくりと更新を続けているし、うっかりドメイン失効させたりもしなさそうだから大丈夫だとは思うんだけど、ある日、何かが彼を打ちのめして(生きることに、インターネットに、あるいは文章を公開することに)絶望させてしまったり、あるいは逆に彼がネットの外にもっと心惹かれる大事なものを作って、そんな文章なんかに興味をなくしてしまったら、けっこうあっさり壊れてしまうのだろうと思うと怖い。
もちろん、分量もたいしたことのないものなのだから全部ぶっこ抜いて保存することもできるんだけど、なんとなくそれも冒涜っぽくて気が引ける。なかなかデリケートな話。