予定地

いずれなにか書きます

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のどの腫れが気管支方面まで延焼した結果、熱出して寝込んでいた。
振り返ってみるに、自分の心の中になんか手に負えない獣のようなものを育ててしまっていたのである。そういうのを檻にとじこめておいても凶暴さを増すばかりだというのはわかるので、なんとかなだめて付き合っていかなくてはいけないのだと思った。
たぶん、おとなしくしているときは、かわいらしい獣であるような気もする。一緒にこたつでテレビでも見よう。たまにはおいしい魚を食べさせよう。