予定地

いずれなにか書きます

「女も男のヌードを見て嬉しいのか」という問題に、ここにきて一つの解が出てきたのかなと思っていて、どうも「二次元または限りなく脱臭された三次元」であり「脱げる必然性があれば」というのが着地点って感じがある。

これまでにも、anan恒例のジャニーズヌードとか、女性向けAVとか、そういう「女だって男のヌードが見たい」みたいな主張はありましたが、マーケティングによってつくられた感とか、もっというと、喜んでるのオネエでは感があって「いや、ほんとに見たい?」みたいな気持ちでした。でも、Free!幕末Rock ぐらいの流れで「いやいや、裸、尊いじゃないですか」という同意が固まってきた感じします。まあ腐女子が喜んでるだけにすぎないといえばそれだけですけど。

「艦これ」の女性向けバージョンって、もちろん発想としてはありなんだけど、たぶん「で、男が脱げてうれしいわけ?」ってところがネックになってたんじゃないかと思うんですよ。でも、発表された「刀剣乱舞」、刀のおにいさんたち損傷したら脱げるっぽい? ですね。尊い。これまで女性コンテンツ的にご褒美っていったら、なんかエエ声でエエセリフを囁いてくれる(しかもボイスのないゲームとかあって意味わからない)的な方向しかなかったと思うのですが。

といっても、男性が「脱いでる女性を見てうれしい」と思うのと「セックスしたい」の距離ほど、女性の「脱いでる男性を見てうれしい」というのと「セックスしたい」の距離は近くないとも思うんで、だから、あくまで「生身ではない男性」が「性的ではない文脈で脱げてる」ぐらいがツボに入るのかなと思いました。

女性の性欲方面(セックスしたいというより漠然と異性に対してグッとくるあの感じ)って、正しく言語化するのが難しくて「イケメン」とか「金持ち」とかすごい平板な認識しか持たれてないし、それは男性がそう思い込んでる以上に当事者である女性もちゃんと言語化できてないことが多いから、どうもかゆいところに手が届かなくて、でも、ヒットするコンテンツの流れで「ああ、こういうのグっとくるよね」みたいな感じで可視化されていく、とかありそう。

まとめ:早く刀剣乱舞遊びたい